赤楚衛二、主演映画『366日』前夜祭でHYのミニライブに感嘆「心が震えた」
沖縄出身の4人組バンド「HY」のヒット曲をモチーフにした映画『366日』の公開前夜祭が9日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、赤楚衛二、上白石萌歌、Hey!Say!JUMPの中島裕翔、玉城ティナ、新城毅彦監督が上映後に舞台挨拶。HYが主題歌「恋をして」など3曲のミニライブを敢行した。 赤楚衛二、主演映画『366日』前夜祭でHYのミニライブに感嘆「心が震えた」 東京と沖縄を舞台にした20年の時を越えたラブストーリー。最前列でライブを見守った主演の赤楚は、「心が震えて、頭が追いついていない」と圧倒された様子。それでも、「『366日』という曲が生まれて16年。HYの皆さんが命を削って作り、たくさんの人に愛された楽曲を、僕たちが形にして残すことができたのはありがたいこと。しかも『恋をして』というアンサーソングがあることも聞き、本気でいいものを作らないといけないと腹をくくって作り上げました」と感嘆の面持ちで語った。 ヒロインの上白石は、ライブ前から「これはヤバい。どうしよう」と興奮状態。「恋をして」ではハンカチで涙をぬぐう一幕もあり、「最初に聴いた時は(演じた)美海の気持ちかなと思ったけれど、全ての役を抱きしめてくれる曲だった」と感動で声を震わせた。 中島も、「最高でした。撮影のことがフラッシュバックして、その時の気持ちとリンクした。この映画に携わることができて、改めて良かったと思った」と笑顔。沖縄出身の玉城は、「ずっと身近に感じていて、聴いている間中、鳥肌が立っていた。素晴らしかった」と感激していた。 HYの新里英之は、「この曲が映画の答えを包んでくれます。僕たちも多くの人に届けられるよう歌い続けていきます」と宣言。そして、赤楚が「今の時代、人間関係が希薄になって、つながらなくてもいいという選択肢もある。でも、人を思うことや愛と向き合う映画になっているので、今一度、自分の人生と照らし合わせてこの映画と楽曲に接してください」とアピールして締めくくった。 『366日』は、1月10日から全国で公開される。 取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元