京都MF川崎颯太「1年間、何していたの?みたいな終わり方にはしたくない」8日に今季最終の東京V戦
京都は8日に今季リーグ最終戦・東京V戦(サンガS)を行う。6日は城陽市内で非公開練習。主将のMF川崎颯太は「1年間、全員で作り上げてきたものを最後に見せなきゃいけない。最も完成度を高くして勝つことが、全ての人たちにとって一番気持ちの良い終わり方になる。俺たち1年間、何していたの?みたいな終わり方にはしたくないので、すごく大事な試合」と白星締めを誓った。 今季序盤は最下位に転落するなど、勝利をなかなか手にすることができず。5月19日・広島戦で5失点大敗を喫した後にチョウ貴裁監督や選手らが話し合い、原点や守備の構築を見直した。そしてシーズン後半戦は9勝5分け4敗と立て直したが、J1残留を確定させた後は1分け1敗。東京V戦は優勝も降格も一ケタ順位の可能性もない難しい状況だが「決してモチベーションが低いわけじゃない。おもしろい試合になる」と積み上げたもの全てを出し切って勝利するつもりだ。 来季も指揮を執ることが決定しているチョウ貴裁監督も、同様の思いだ。来季を視野に入れた戦いではなく、現状のベストメンバーを送り出す方針。「相手を凌駕する戦いは間違いなく目指さなきゃいけない。そこに対してフォーカスして練習している」と話した。