茶室もあるJR北海道の“新観光列車”運行区間が明らかに シーズンごとに道内周遊や長距離運転も
「赤い星」と「青い星」を運行
JR北海道は2024年12月18日、新しい観光列車「赤い星」「青い星」の運行時期とルートを発表しました。 【豪華すぎ!】これがJR北海道「新たな観光列車」のイメージです(画像) これらの観光列車は、JR北海道が「スタートレイン計画」として進めており、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインを担当。「赤い星」と「青い星」の2編成があり、普通列車として使用されてきたキハ143形気動車4両を約18億円かけて大幅に改造します。2026年度に運行を始める計画です。 「赤い星」編成(定員約100人)は、ラグジュアリークラスで、北海道開拓使のシンボル「赤星」をイメージ。個室、セミコンパートメント、ボックス席、ラウンジ、茶室、展望室など、多様なニーズに対応する座席が設定されます。 2026年4月下旬から釧網本線の釧路~知床斜里間を運行。7月下旬から11月上旬にかけては、旅行会社主催の貸し切り列車として北海道各地を走ります。流氷シーズンの2027年1月下旬から3月上旬は、比較的長距離の札幌~旭川~網走間を運行します。 「青い星」編成(定員約200人)は、プレミアムクラスで、ラベンダーや青い池をイメージした車両となる見込み。展望室、荷棚、大型荷物置場などが設置されます。 2026年6月上旬から9月中旬にかけて、富良野線の旭川・美瑛~富良野間で運行。2027年1月下旬から3月上旬にかけては、釧網本線の釧路~知床斜里間を走ります。 2025年2月に車内サービスなど、同年春に料金体系や運転時刻、販売方法、秋に車内サービスの詳細が発表される計画です。
乗りものニュース編集部