巨人D1位・石塚裕惺「早いうちから機会をいただけるように…」 18歳G党の目標は坂本＆浅野
一日でも早く1軍の舞台に立つ。巨人からドラフト1位指名された花咲徳栄高・石塚裕惺（ゆうせい）内野手（18）が25日、埼玉・加須市の同校で指名あいさつを受けた。阿部監督の直筆メッセージが入った抽選の当たりくじを受け取り、「ようやくジャイアンツの一員になれるということで、本当に感慨深い」と頬を緩めた。 【写真】石塚裕惺の交渉権を引き当てた阿部監督 偉大な先輩の後に続く。憧れの坂本や、浅野は高卒2年目のシーズンに1軍で多くの試合に出場した。今季のCSファイナルステージ第6戦を一塁側観客席で観戦していた18歳は「そこを目指していかないといけない。早いうちから機会をいただけるように、土台作りで体を大きくしていきたい」と意気込んだ。 同席した吉村編成本部長も「ジャイアンツの中心選手になって、ゆくゆくは日本を代表するような選手に」と182センチ、84キロの右打ち遊撃手に期待を込める。「高校時代は甲子園でやりたいという思いだったが、今度は東京ドームで」と石塚。巨人ファンの家族に育ち幼少期からなじみのある球場で、次はグラウンドに花を咲かせる。（原田優介）
