韓国大統領妻、戒厳当日に「整形外科」3時間滞在か…野党側疑惑提起
【12月27日 KOREA WAVE】韓国の最大野党「共に民主党」のチャン・ギョンテ議員が23日、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏が非常戒厳令が布告された3日、発効1時間前まで3時間にわたってソウル市江南区(カンナムグ)の新沙(シンサ)駅近くの美容整形外科にいたと主張した。 チャン議員は国会で記者会見を開き、目撃者の証言をもとに事実関係を確認した結果、キム・ゴニ氏が警護車両で建物5階にある整形外科に向かったことが確認されたと述べた。また、警護関係者が病院の出入り車両名簿を持ち去ったとの証言も得られたとした。 チャン議員は、この整形外科の院長が2022年7月以降、大統領府の顧問医師に任命され、同院の公式ウェブサイトにも「現大韓民国大統領顧問医」と明記されていると説明している。さらに「キム・ゴニ氏がわざわざ病院を訪れた理由に疑念を抱いている」と述べ、施術が必要なら顧問医を官邸に招くことも可能だったはずだと指摘した。 また、キム・ゴニ氏が戒厳令布告1時間前に病院を出たことについて「民間人であるキム・ゴニ氏が事前に戒厳令の布告を知っていたのではないか」との疑念を表明したうえで「3時間にわたる滞在の目的を明らかにすべきだ」と追及した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE