夏休み「旅行、帰省を控えて」 小池都知事、人流抑制の必要性強調
東京都は21日、都内の新型コロナウイルスの「感染状況」や「医療提供体制」を専門家らが分析・評価する「モニタリング会議」を開いた。会議で専門家らの報告を受けた小池百合子知事は、感染力が強いとされるデルタ株への置き換わりが進んでいることなどを踏まえ徹底して人流抑制が必要だと主張。都民に対し、夏休み期間中の旅行や帰省などを控えるよう呼び掛けた。 【動画】東京都がモニタリング会議 専門家「第3波上回るペースで拡大」
小池知事は、「きょうから、都内の学校の多くが夏休みに入る。明日から4連休が続く。例年だと旅行、帰省のシーズンだ。去年も協力いただき、帰省など控えていただいたが、残念ながら今年も感染の一層の拡大の恐れがまだまだある」と説明。都民に向けて「引き続き不要不急の外出、都県境を越える移動を控えていただきたい。旅行、海、山へのレジャーも夏休みだが、いまは控えて」と求めた。