Notion初のリアルイベント「Make with Notion」に参加して感じた現地の熱量@San Francisco 現地レポート
サンフランシスコで行なわれた、Notion初のグローバルカンファレンス「Make with Notion」に参加してきました。 Notion初のリアルイベント「Make with Notion」に参加して感じた現地の熱量@San Francisco 現地レポート 世界中からNotionファンが集まり、NotionのCEOであるIvan Zhao氏をはじめ、さまざまなテック企業のCEOや、Notionクリエイターによる公演が行なわれました。 現地に足を運んで感じた会場の熱気をレポート、話題の新機能についても紹介します。
Notionらしさがあふれる会場
会場はカリフォルニア州、サンフランシスコのPier27。 付近には「Make with Notion」の旗が設置され、会場はNotion一色に。ワクワク感が高まります。 入口では来場者特典としてトートバッグが配られ、なかにはキャップ、文房具セット、キーホルダー、ステッカーなどのオリジナルグッズが。 鉛筆や定規は、自分の手でつくり上げていくというNotionらしいコンセプトを感じます。 会場に入ると、大きな倉庫のような空間にたくさんのブースが点在。 オリジナルのコーヒーやパンがいただけるカフェスペースや、FigmaやSlackなどのパートナーブースもあり、参加者同士やスタッフとコミュニケーションが取りやすい、カジュアルな雰囲気が印象的でした。 2階へ上がると、早速今回のカンファレンスのステージが。Stage1、2と大規模な会場が2つあり、同時進行で複数の公演が行なわれていきます。 座席の数やカメラの多さに、過去最大規模のカンファレンスなんだと実感しました。 会場のインテリアは、なんとNotion本社から持ち寄ったものだそう。 シンプルでカジュアルながらも1つ1つこだわりが感じられ、Notionらしい世界観を楽しむことができました。 ステージもよく見ると壁から床にかけて一面に白いカーペットが敷かれており、楽しいつくりになっています。
Notionの新機能が次々に発表
カンファレンスのオープニングは、NotionのCEOであるIvan Zhao氏のKeynoteからスタート。 さっそく、この日のために準備されたであろう盛りだくさんの新機能が発表されました。 フォーム まず最初に発表されたのは、フォーム機能。Notion上でGoogleフォームのような回答フォームが作成できるようになりました。 ブロックを自由に組み合わせて作成できる直感的なデザインが魅力で、解答の種類も複数から選べます。 大きな特徴は、回答がNotionのデータベースに溜まっていくこと。Google フォームのようなアンケートとしての使い方はもちろん、Notionの操作にあまり慣れていない人に向けて入力フォームのような使い方もできそうです。 レイアウト データベースにプロパティが沢山あると、ページを開いたときに上部にずらっと表示され、スクロールが大変になってしまいますよね。 今回発表されたレイアウト機能では、そんなプロパティを好きな場所にレイアウトすることができるようになりました。 表示を少なくしてシンプルにできるのはもちろん、2列に配置したり、右上に固定表示したりと、ドラッグ&ドロップで直感的にレイアウトすることができます。 また、添付した画像を大きく表示することができるのも、ちょっとうれしいアップデートです。 オートメーション 続いて、オートメーションに関する新機能が大きく2つ発表されました。 1. メール通知が可能にNotionでは「タスクが完了したら次の担当者に通知する」といったオートメーションを組むことができます。 これまではNotionのアプリ通知かSlack通知のみしか選べませんでしたが、今回あらたにメール通知が加わりました! メール通知はオートメーションだけでなく、@メンションをした際などにも設定できます。 チームや社内・社外での利用シーンで役立つ機能になりそうですね! 2. 複雑な数式が使えるようにオートメーションのトリガーはこれまで選択式だったため、設定できる内容が限られていましたが、今回のアップデートにより数式が使えるようになりました。 これにより「優先順位が高くて、担当者が●●の場合」など、「if」などを利用した複雑な条件式を組むことができるように。条件設定や実行できることの幅が大きく広がりました。 カスタム絵文字 地味にうれしい新機能として、iPhone・Androidの絵文字のグループ化や、カスタム絵文字の登録機能も新登場。 カスタム絵文字はSlackのようにオリジナルの絵文字をアップロードして登録することができ、ボタンやコールアウトのアイコンとしても使用できます。 チームで使用している場合、コメントなどでのコミュニケーションにも重宝しそうですね! Notion メール そして今回大々的に発表されたのが、メール機能が利用できる新しいアプリ、Notion メールです。 Notionカレンダーに続いて、2つめのアプリリリースとなりました。 Notion Mailでは、Gmailを接続し、Notionのようにさまざまなビューをつくってメールを整理したり、Notionで文章を打つようにメールを書いたりすることができます。 一番の魅力は、NotionやNotonカレンダーとの連携、そしてNotion AIが利用できること。 会議のスケジュールをワンクリックでNotion カレンダーに登録できたり、Notionカレンダーの空き時間を反映して、Notion AIがスケジューリングのメールを自動作成してくれたりと、これまでのNotionのツールや機能をフル活用できるメールアプリとなっているようです。 Notionメールはもうすぐリリース予定となっており、以下よりウェイティングリストの登録ができます。 Notionメールのウェイティングリスト登録はコチラから!>> そのほかにも、テンプレートが販売できるマーケットプレイスの発表や、来年以降を予定しているというオフライン編集機能なども発表されました。 基調講演の様子はNotion公式YouTubeでも紹介されているので、気になる人はチェックしてみてください。