相川七瀬さん、珠洲激励 うちわに「一緒に乗り越えよう」 各地の神社で義援金託され
歌手の相川七瀬さんが6日、珠洲市の須須神社を訪れ、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)と香取神宮(千葉県香取市)から託された義援金計297万4457円を届けた。須須神社は境内の至る所が損壊したままで、相川さんは「これからも、自分らしいやり方で地域の祈りの場である神社が元に戻るように支援したい」と語った。 7年前にクロマツを植樹したのが縁で毎年須須神社に足を運ぶ相川さんは、昨年5月の奥能登地震以降は神社の復興支援にも取り組む。これまで義援金を届けたり、チャリティーライブに出演したりするとともに、國學院大大学院に進学して神道や民俗学を学ぶ。 今春には、須須神社奥宮の祭神とゆかりがある鹿島神宮や香取神宮に協力を求め、先日、鹿島神宮から122万円9879円、香取神宮から174万4578円の義援金を託された。6日は、須須神社の奥宮や本殿を参拝した後、猿女(さるめ)豊信禰宜(ねぎ)に義援金の目録を手渡した。