関西経済同友会、次期代表幹事に日本生命副社長の三笠氏
関西経済同友会が次期代表幹事に日本生命保険副社長の三笠裕司氏(61)を充てる人事を固めたことが10日、分かった。来年5月に任期末を迎えるパナソニックホールディングス副社長の宮部義幸氏(67)の後任となる。日生から代表幹事に就任するのは、2020、21年度に務めた古市健副会長(当時)以来となる。近く正式に発表する。 代表幹事の任期は1年だが、2期2年務めるのが慣例。三笠氏は、就任2年目を迎える大林組副社長の永井靖二代表幹事とコンビを組み、関西経済の活性化や2025年大阪・関西万博の成功に向けた提言や活動を担う。三笠氏は同友会で教育問題委員会委員長を務め、経済発展を担う人づくりに向けて、企業や大学が果たすべき役割の議論をリードするなどしてきた。(井上浩平)