天皇杯Vのサントリーが名古屋にフルセットで敗戦 高橋藍「我慢できなかった」…大同生命SVリーグ
◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ 第10節第1日 名古屋 3(23―25、22―25、25―23、25―23、17―15)2 サントリー(29日、エディオンアリーナ大阪) 昨季Vリーグ覇者で、今季リーグ4位のサントリーが、同3位の名古屋にフルセットの末に敗れた。 今季初の白ユニホームで戦ったサントリーは、第1、2セットを連取して幸先のいいスタートを切ったが、第3セットで流れが名古屋に傾いた。「出だしをうまく自分たちがリードできなかった。自分たちからミスを出してしまったりとか、我慢できなかったのが今日の敗因」と高橋藍。相手の強烈なサーブにも苦しみ、第3、4セットを落とした。 迎えた最終セット、リードを許す展開で、高橋とムセルスキーが連続スパイク。同点に追い付く粘りを見せたが、最後は高橋のスパイクが外れ、15―17で惜しくも敗れた。 7、8日の第9節では、名古屋に1勝1敗。14年ぶりの日本一に立った天皇杯では、準決勝でストレート勝ちを収めていた。今月だけで4度目の対戦となったが「試合のスケジュールはタイトですし、非常に多い対戦になっていますけど、それを言い訳にせず、厳しい状況の中でもしっかりと戦って勝っていく必要ある」と高橋。30日、年内最後の1戦を勝利で締めくくる。
報知新聞社