2人からカンピロバクター 金沢の料理店、食中毒 3日間営業停止
金沢市保健所は7日、同市小立野5丁目の料理店「酒楽(しゅらく)」で食事した60~70代の男性3人に食中毒の症状が出たと発表した。このうち2人の便からカンピロバクターが検出された。全員が快方に向かっている。 市は店を同日から3日間の営業停止処分とし、営業者への改善指示と衛生教育を実施する。 市保健所によると、3人は10月26日夜に同店で牛あぶりレバーなどを食べた後、腹痛や発熱、下痢などの症状が出た。70代男性は一時入院した。 市内では今年度、食中毒が7件(前年同期1件)発生し、患者数は181人(同1人)となっている。