メジャー挑戦の佐々木朗希、「楽しんでやってくれるんじゃ」ロッテ・吉井監督は期待も… 最後に一言「厳しいと思いますよ」
ロッテの吉井理人監督がZOZOマリンスタジアムで行われている秋季練習最終日の12日、報道陣に対応。ポスティングシステムを利用した米大リーグ挑戦を球団から容認された佐々木朗希投手について「大きなケガさせずに旅立ってくれるのはホッとしてます」と語った。 ◆ロッテ・佐々木朗希、巨人・大勢からナゾの魔球教わる【写真】 「自分がメジャーに行ったのは32歳だったかな。アメリカ行ってみて、ものすごく楽しかったんでね。これは行けるもんならできるだけ早く行きたいなっていう思いが自分の中にあった」と自身の経験を振り返り、「若ければ若いほどアメリカに渡った時の対応は、もしかしたらおっさんになってある一定のレベルで行くのと、これから伸びていくっていうレベルで行くのでは苦労は全然違うのかもしれないですけども。それも含めて彼は楽しんでやってくれるんじゃないかなというふうに思います」と期待を込めてコメント。その上で「厳しいと思いますよ」と最後に付け加えることも忘れなかった。 今季9勝を挙げた西野は国内FA権を行使せずの残留が決まったものの、今季10勝5敗だった佐々木が抜けることによる戦力ダウンは大きい。吉井監督は「まあ結構大きな穴だとは思うんですけども、1人で埋めるのはなかなか難しいと思うんで。みんなの力で埋めていきたいと思います」と決意を示した。
中日スポーツ