【台風情報】台風13号は3連休に沖縄方面に大きな影響おそれ 一方で沖縄の西の熱帯低気圧は台風にならず 気象庁発表 さらに“次の熱帯じょう乱”も発生・北上の可能性は 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【16日までの雨・風シミュレーション】
【画像で確認】3連休の沖縄に影響か 16日(月)までの雨・風シミュレーション アメリカ海洋大気庁(NOAA) 台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行います。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 台風13号 台風13号は北西方向へと進み、沖縄方面から東シナ海へと進む予想となっています。その後は大陸方面へ進む予想もあれば、進路を東寄りに変える予想もあってブレ幅は大きくなっています。 台風14号まで発達しなかった熱帯低気圧 ■ヨーロッパモデルも台風13号は沖縄方面へ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターも台風13号や14号になる見込みの熱帯低気圧に関して進路予想を発表しています。 台風13号 進路については気象庁やアメリカの予報機関と同様の傾向で沖縄周辺の海域へと進む予想が多くなっています。 台風14号まで発達しなかった熱帯低気圧 【画像で確認】3連休の沖縄に影響か 16日(月)までの雨・風シミュレーション ■さらに“別の熱帯じょう乱”が発生 次の3連休に北上の可能性も ヨーロッパ中期予報センターでは、ある予想時刻の48時間以内に、その場所から300キロ以内に熱帯低気圧が通過する可能性を確率で公表しています。 台風13号が沖縄方面を通過したあとに、日本の南の海上で確率が高くなっているエリアが現れています。これは13号とは別の熱帯じょう乱が発生する可能性を示しています。 この熱帯じょう乱は21日以降の次の3連休に沖縄方面へと接近する可能性があります。 【画像で確認】3連休の沖縄に影響か 16日(月)までの雨・風シミュレーション ■日米欧の予報機関 20日(金)のアンサンブル予報の結果一覧 気象庁・アメリカ・ヨーロッパのアンサンブル予報について、20日(金)9時の予想結果の一覧をみると、かなりのブレ幅がありますが、台風または熱帯低気圧とみられる熱帯じょう乱が沖縄方面や日本列島付近に接近することを予想しているデータが見られます。
気象庁(JMA) アメリカ海洋大気庁(NOAA) ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) 【画像で確認】3連休の沖縄に影響か 16日(月)までの雨・風シミュレーション まだかなり先の予想で予想のブレ幅はかなり大きいため参考程度の情報ですが、9月後半にかけてはまだ日本の南の海上は熱帯じょう乱が発生しやすい状況が続きそうです。 ※台風の最新情報については気象庁発表する台風情報をご確認ください
中国放送