【NFL】バッカニアーズQBメイフィールド、ランボー・フィールドで完璧なパサーレーティングを記録した初の対戦QBに
ランボー・フィールドで完璧なパサーレーティングを記録したクオーターバック(QB)は2019年のアーロン・ロジャース(当時グリーンベイ・パッカーズ、対レイダース戦)と、現地17日(日)に敵地に乗り込んだベイカー・メイフィールドの2人だけだ。タンパベイ・バッカニアーズのQBメイフィールドはパス28回中22回成功で381ヤード、タッチダウン4回を記録し、完璧なパサーレーティングである158.3をマークしてパッカーズの守備コーディネーター(DC)ジョー・バリー率いるディフェンスを切り刻み、34対20で勝利した。この試合でバッカニアーズはランボー・フィールドでの最多得点記録を更新している。
この勝利でバッカニアーズは7勝7敗となりNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区首位をキープしたが、メイフィールドは完璧なパサーレーティングの達成を控えめに評価した。
『ESPN』のジェンナ・レインによれば、メイフィールドは「正直言って、12月の試合はすべて重要だ」と語り、こう続けたという。「この1勝はとても重要だったけれど、リセットボタンを押して来週に進まなければ、この1勝がない。他のどの試合よりも特別なわけではない。今が一番大事なのは確かだけれど、それを楽しんだ上で、次の週につなげるのが重要だ。それがチームとして持つべきメンタリティだ」
日曜日のパッカーズ戦はメイフィールドにとってキャリア4度目のパスタッチダウン4回以上の試合、またキャリア3度目のインターセプトなしでタッチダウン4回を決めた試合となった。この試合でメイフィールドはキャリア初の完璧なパサーレーティングを達成している。また『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、これはパッカーズが1980年以来初めて(ホームでは初めて)、相手QBに158.3のパサーレーティングを許した試合だった。
第1クオーターに自陣の深い位置でファンブルして、パッカーズにこの試合で唯一のリードを許したメイフィールドは、続く6回のポゼッションで、後半開始から3連続してエンドゾーンに到達したドライブを含めて、5回、得点に導いている。アトランタ・ファルコンズとの対戦で逆転勝利をもたらすドライブを指揮した1週間後、メイフィールドはバッカニアーズを地区首位に押し上げた。