「応援するしかない!」西武ファンのオードリー・春日氏の絶叫もむなしく西武今季8度目の完封負け 交流戦最下位も確定
西武は6月15日のDeNA戦(ベルーナドーム)に0-4と今季8度目の完封負けで3連敗。なかなか光が見えてこない。 【動画】西武先発の高橋光成が山本に先制ソロを許したシーン ここまで勝ち星がついていないエースの高橋光成の登板試合となったが二回二死、山本祐大に左越えの1号ソロを浴びて先制を許すと、3回にも一死一、三塁から好調をキープする度会隆輝の三ゴロが野選となってさらに1点を失う。5回には先頭の森敬斗の左前打を鈴木将平が二塁に悪送球して無死二塁、一死三塁となって再び度会の中前打と味方のミスにも足を引っ張られ、6回途中8安打3失点で降板、7敗目を喫した。 打線は相手先発の東克樹から再三のチャンスを作るも決めきれず。週末の本拠地ゲームとあって多くの西武ファンが応援に訪れたが、歯がゆさが募るゲーム内容となった。 またこの試合で注目を集めたのは熱烈な西武ファンで知られる「オードリー」の春日俊彰氏がNHK中継のゲスト出演を務めたことにもある。同氏は4月2日の本拠位開幕戦でも始球式を務めるなど、西武愛を発信し続けている。かつて監督経験もある伊東勤氏とのダブル解説では、チームのチャンスに何度も「勝負眼」を掲げるなど、応援の姿勢を示し続けた。 自身が過去に本拠地でアルバイトしていた経験やベルーナドームの名物の食事を語るなど、明るく中継を盛り上げていたが、結果として西武は味方のミスや貧打も響き、3連敗。借金は24まで膨らみ、交流戦最下位が決定した。 なかなか光が見えてこない現状に、試合後の春日氏は神妙な表情を見せながら「とにかく応援するから!」「応援するしかできないから!」「ファンやめることないから!」と多くのファンの声を代弁するかのように絶叫。 チームの関連イベントに登場した際には勝利することが多く、"勝利の男神"としても知られているが、チームの勝利にはつながらず「勝利の男神として勝たせることができなかった」と懺悔するシーンも。最後は「(中継に)また呼んでください!」と明るく締めくくったが、西武ファンの苦しみをにじませた。 ここにきて故障者も続出するなど、厳しい状況が続く。声援を送り続けるファンのためにもできることをしっかりやって、前に進むしかなさそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]