「余計なお世話だよ、ブス!」上谷沙弥はなぜ悪の世界に? 闇落ちレスラーが語る“中野たむへの憎しみ”「ヒールを辞める気? あるわけねえだろ」
「正統派でいなきゃ」というストレスを抱えて…
唐突なヒールへの転向に、大多数のファンは戸惑ったに違いない。事実、SNSは一時“炎上状態”になった。 「H.A.T.E.に加入した当初、SNSで見てるヤツらからは『上谷、大丈夫か』『泣いてばかりなのに』とか、いろいろ言われたよ。アンチコメントも含めて、いっぱい来たけどね」 だが、意外にも、上谷は即座に悪に順応した。今ではファンの反応を楽しんでさえいる。 「白いベルトを防衛(歴代最多の15回)していた頃は正統派でいなきゃ、いい子でいなきゃって、自分を取り繕っていた。それがストレスだったんだよ。今は自分の好きなようにプロレスができて、自由にのびのびやっていいんだなと思える。ストレスフリーだし、楽しいよ。街を歩いていても、普段は“ナチュラルメイク”だからファンに見つかることもまずないからね」 見た目も一気に変わった。黒を基調としたビジュアルのイメージは「悪の女王」だという。 「リングに上がるときはラメも入ったブラックメイク。グリーンや赤のコスチュームの時も『似合うね』とは言われたけれど、今の方がずっと評判いいんだよね。『黒めっちゃいい、色気出た』とか言われるんだよ。それはちょっと、うれしいよね(笑)」 闇落ちした上谷を支持するファンも急増中だ。 「H.A.T.E.には覚悟をもって加入した。ただの思いつきじゃないんだよ。自分の中で時間をかけて計画練って、自信を持ってリングに立っている。今のスタイルになってから風向きが変わったように感じるね。やりたいようにリング上で自分を表現できるし、嫌われたってまったく構わない。まだまだ試行錯誤の部分、もっとこうした方がいいっていうのはあるけどな。言いたいこと言って、好き放題言い返せるのがとにかく気持ちいい。着飾ってない自分を見て、みんな喜んでるんじゃない?」 中野が少し前、「悪い男に引っかかったんじゃないか」とちょっかいを出してきたが、上谷はこう言い返す。 「余計なお世話だよ、ブス! 男に惑わされるような弱い気持ちでプロレスやってねえよ。テメエこそ、そんなピーピー喚いてる暇があるんなら、いい男でも探して、花嫁修業でも始めろよ」
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