井上尚弥の次戦以降はどうなる? ピカソがKO勝ちで猛アピール「イノウエと戦いたい」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の周囲が、にわかに騒がしくなってきた。IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦(東京・有明アリーナ)は、今月24日から来年1月24日へ延期されることが決定。挑戦者が練習中に左目の上に裂傷を負ったため、日程変更を余儀なくされた。 そうした中、井上の次の対戦候補の一角、WBC同級1位アラン・ピカソ(メキシコ)が地元メキシコのティファナでジェイソン・クエロ(コロンビア)に3ラウンドKO勝ちを収めた。 「AS MEXICO」は「ピカソが勝利を収め、2025年に井上を待ち受ける」と題する記事を掲載。「ティファナで勝利したメキシコ人ボクサーは、日本のモンスターとの対戦を要求し続けるだろう」と記した上で、試合後のESPNによるインタビューを引用。ピカソが「私は自分の階級で最強の相手と戦いたいと思っている「イノウエと戦いたい。彼は私にとって試練だ」などと語ったことを伝えている。 井上の次戦以降の対戦相手を巡っては、WBA同級暫定王者となったムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が「最強の相手と戦うべきだ」などと対戦を猛アピール。その他にもWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)とのドリームマッチも浮上している。モンスターの年明けの防衛戦後の動きからも目が離せない。
東スポWEB