お金が貯まる人になるための「毎朝15分」の習慣 読書、ラジオ体操、買い物メモ、レシート整理、掃除…“簡単なお小遣い稼ぎ”や“株式投資の勉強”に時間を費やす選択も
身の回りを整理整頓することでムダ遣いは減る
15分もあれば、財布の中だけでなく、机の上やリビングの簡単な掃除もできるだろう。毎朝15分かけて身の回りを整理整頓したり、いらないものを手放していくと、自分に必要なものが見えてきて、ムダ遣いが減るはずだ。たぐちさんは「ミニマリストになったことでお金が貯まりだした人は少なくない」と語る。 ファイナンシャルプランナーの山野祐介さんも「部屋が汚い人は絶対にお金が貯まらない」と続ける。 「散らかった部屋では必要なときに必要なものが見つからず、いらないものを買ってしまう。これは『モノ』に限った話ではなく、保険商品やスマホの料金プラン、サブスクなども、自分がどんな契約をしているかよくわからずにいらない特約やサービスをつけている人もいるかもしれません。 そこで、毎朝15分を『契約内容のチェック』に使うのはどうでしょうか。15分もあれば約款や注意書きを隅々まで読めるはず。その上で、不要なものは解約や乗り換えを。例えば、ネット回線の契約は2年縛りのものが多く、それ以上契約している人は、相談すれば割引プランをすすめてくれる場合もあります」(山野さん・以下同)
指先ひとつでお小遣い稼ぎ
15分あれば、簡単なお小遣い稼ぎもできる。代表的なものが「メルカリ」などのフリマアプリで不用品を販売すること。 「フリマアプリでできるだけ高く不用品を売るコツは、写真のきれいさ。床や食卓の上に無造作に置いて撮影するのではなく、100円ショップなどでパーテーションを買って即席の撮影ブースをつくれば、明るくきれいに撮ることができます。背景をごちゃごちゃさせず、生活感のない写真にするのがポイント」 15分でできる副業の中でもっとも簡単なのが「ポイ活」。最近は歩くだけで移動距離に応じてポイントが貯まったり、アンケートに答えることでポイントがもらえるポイ活アプリが続々と増えているため、朝の散歩や移動中のすき間時間など、15分間でザクザクポイントを稼ぐことも可能だ。 「私はコカ・コーラ公式アプリの『Coke ON』を使っています。あらかじめ自分で設定した1日の目標歩数を1週間達成し続けることでスタンプを1個もらえて、15個貯めるとドリンクチケット1枚と交換できます」(風呂内さん)