AIを活用する全ビジネスの基盤になる--Snowflake・東條社長
2025年に向けたIT企業のトップメッセージや年頭所感を紹介する。 Snowflake 社長執行役員 東條英俊氏 2024年はSnowflakeにとって飛躍の年となりました。AIとデータが急速に進化する中、当社は企業がデータを活用し生成AIや機械学習の可能性を最大限に引き出せる「AIデータクラウド」を拡大してきました。SnowflakeのフルマネージドAIサービス「Snowflake Cortex」およびAnthropicとの協業、オープンデータ統合プラットフォームDatavoloの買収、AIの簡素化を支援するSnowflake オープンカタログ、Document AI、Horizonカタログなどのリリースは、われわれのテクノロジーが企業のデータ戦略をどう変革できるかを示す象徴的な出来事でした。 Snowflakeは今、AIを活用する全てのビジネスの基盤となる存在を目指しています。単なる技術提供にとどまらず、 データのセキュリティ、ガバナンス、そして容易に活用できる仕組みを提供することで、より多くの企業がAI時代で成功するための支援を続けています。 2024年はSridhar Ramaswamy(スリダール・ラマスワミ)が新CEOに就任、国内ではアジア圏で初となる「カスタマーエクスペリエンスセンター東京(CEC Tokyo)」および東京オフィスを開設。新たなフェーズに入り、お客さまやパートナー、国内外問わず業界の垣根を越えた接点を一層強化できたと感じています。 プロダクトについては、米国で開催のグローバルのカンファレンスイベント「Snowflake Data Cloud Summit」に始まり、世界各国都市で開催されるワールドツアーの国内開催「Snowflake World Tour Tokyo」では、2023年の倍となる過去最多の3000人以上の方が参加され、多くの皆さまにAIデータクラウドへの理解を深めていただけたものと手応えを得られました。 2024年はこのようなメモリアルな経験を経た上で、数々のお客さまとの事例発表や業界特化型イベント「Snowflake INDUSTRY DAY」開催と年末まで充実させることができました。2025年はこの勢いをより向上させ、「THINK BIG」でさらなる飛躍を遂げるべく尽力してまいります。