今季で“退団危機”の選手も多数…「ソフトバンクのドラ1」の苦戦ぶり、戦力になれないケース続く
・2015年以降のソフトバンク1位指名選手の通算成績 ※他球団へ移籍した選手はソフトバンク在籍期間の成績 ■高橋純平(2015年1位)※2023年限りで引退 56試合4勝3敗0セーブ19ホールド 防御率2.63 ■田中正義(2016年1位)※2022年オフに日本ハムに移籍 34試合0勝1敗0セーブ2ホールド 防御率4.25 ■吉住晴斗(2017年1位)※2021年限りで引退 一軍出場なし ■甲斐野央(2018年1位)2023年オフに西武に移籍 160試合7勝8敗11セーブ41ホールド 防御率3.43 ■佐藤直樹(2019年1位) 158試合25安打2本塁打10打点7盗塁 打率.162 ■井上朋也(2020年1位) 20試合10安打1本塁打3打点0盗塁 打率.208 ■風間球打(2021年1位)※2024年オフに育成契約 一軍出場なし ■イヒネ・イツア(2022年1位) 一軍出場なし ■前田悠伍(2023年1位) 1試合0勝0敗0セーブ0ホールド 防御率18.00 (文・西尾典文) 西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。
西尾典文