iPhoneのアラーム音量を大きくしたいのに、うまく設定できない……どうして?【スマホのプロが解説】
iPhoneで、アラームの音量を大きくしたつもりなのに、大きくなっておらずうまく設定できなかった……という経験がある人は少なくないのではないでしょうか。 【図解】iPhoneのバッテリー寿命を縮める! やってはいけないNG行為4選 そんなアラーム音量の設定方法について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。 (今回の質問) アラームの音量を大きくしようとしても、うまく操作できません。どうすればいい? (回答) iPhoneの音量操作には「着信・通知音量」と「サウンド音量」という2つ種類が存在します。アラーム音量は「着信・通知音量」に該当するのですが、正しく設定できていないのかもしれません。サイドボタンの音量操作だけでは完結せず、「設定」アプリで設定する必要があります。 どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
◆「着信・通知音量」と「サウンド音量」の違いとは
iPhoneには以下の2種類の音量設定が存在します。 ■着信・通知音量 電話の着信音、通知音、アラーム音、キーボードの入力音など ■サウンド音量 アプリや音楽、動画などで再生された際に流れる音の大きさ この2つの音量は別々に設定されるものです。従って「アラームの音量を大きくしたつもりが、サウンド音量が変更されていた」という失敗が起こり得てしまいます。 アラーム音などを管理している「着信・通知音量」を変更する場合は、「設定」アプリを開き、「サウンドと触覚」をタップ。表示されたバーから音量の変更ができます。 同画面に表示されている「ボタンで変更」をオンにすると、iPhoneのサイドボタンから「着信・通知音量」が変更できるようになります。 この設定がオフの状態だと、サイドボタンの役割が変わり、「サウンド音量」の増減になります。 個人的には、サイドボタンは「着信・通知音量のコントロール」に設定しておくのがおすすめ。 「サウンド音量」はコントロールセンターから素早く変更できるため、不都合はありません。また、動画や音楽を再生しているときは、サイドボタンは自動的に「サウンド音量の増減」に機能が切り替わります。