DeNA・森唯斗、浜地らライバル加入に「やってやるぞという気持ち」
DeNA・森唯斗投手(32)が11日、横浜市の球団事務所で契約交渉に臨み、1000万円減の年俸4000万円で更改した。昨季限りでソフトバンクを戦力外となり、加入1年目の今季は先発と救援で14試合に登板。1勝3敗、防御率7・52と振るわなかった。来季は中継ぎに専念すると明かし「ラストチャンス。必死に勝負する」と不退転の覚悟を示した。 ソフトバンク時代に抑えやセットアッパーを担い、37セーブを挙げた2018年にはセーブ王に輝いた。来季が12年目の右腕は球威を課題に挙げ「140キロ中盤から後半をコンスタントに投げられたら。いい球質を求めていきたい」と意欲的に語った。 チームは現役ドラフトで阪神から浜地を獲得するなどブルペンの強化を進めている。森唯は待ち受ける競争に向けて「本当にやるだけ。やってやるぞという気持ち」と闘志を燃やした。(鈴木智紘)