【箱根駅伝】往路V・青学大 今春からアナウンサーの田中悠登は9区「優勝して笑うイメージを」
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、3日=5区間109・6キロ)の復路で、青学大の主将・田中悠登(4年)が〝有終の美〟を飾る。 2日の往路で優勝し、2年連続の総合Vに王手を懸けた青学大は、9区に田中を投入。田中は今春から日本テレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネット局「福井放送」にアナウンサーとして就職するため、この日が現役ラストレースになる。 かねてアナウンサーの志す上で、自らが企画してチームメートの魅力をSNSなどで発信。先月の箱根駅伝に向けた壮行会では原晋監督にインタビューを敢行し「今年の漢字」を引き出していた。 もちろん〝本業〟にも全力で取り組んできた。チームをけん引してきたリーダーは「このチームのスローガンは『大手町で笑おう』。箱根駅伝のスタートとゴールである大手町で優勝して笑うイメージを膨らませてチームづくりを行ってきた。時には厳しいことを言い合いながら、苦しい練習も乗り越えてチーム全員でここまで歩んでくることができた」ときっぱり。目標の連覇を己の走りでグッと引き寄せることはできるか。
東スポWEB