ランドセルの相場はいくら?義務教育でも「お金がかかる」小学校6年間の平均学費【秋にラン活スタートの人も】
ラン活とは、小学校に進学する子どものランドセルを購入するための活動を略した言葉です。ラン活は、春から秋にかけて実施されます。 ◆【円グラフ】ランドセルにかける費用は「6万円~8万円」が多い 保護者や子どもの好みや趣向に合わせて、さまざまな種類のランドセルが販売されています。 では、ラン活をしている人は、ランドセルをいくらで購入しているのでしょうか。 今回は、ランドセルの費用の相場とラン活の実態について解説します。記事の後半では、小学生の学費も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ラン活の実態調査
株式会社セイバンは、2024年6月6日に「ランドセル選びに関する調査」を実施しました。 ゴールデンウィーク明けまでにランドセルを購入した人は、全体の約35%となっています。 ・未購入:65% ・購入済:65% およそ3人に1人が、ゴールデンウィークより前に購入しています。 帰省や、夏休み明けに購入する世帯もあるので、ラン活のタイミングは各世帯の事情で異なるといえるでしょう。 ●ラン活を早くから始めるメリット ラン活を早くから始めるメリットは、以下のとおりです。 ・人気のメーカーのランドセルが手に入る ・発注後に生産するメーカーのランドセルが手に入る ・子どもの趣向に合う色や形状のランドセルが手に入る 特に、発注後にしか生産しないメーカーであれば、早くから予約しないといけない場合や、予約がすでにいっぱいで受注を断られる場合があります。 ランドセル選びにこだわりたいのであれば、早めの準備も心がけましょう。 次に、ランドセルで人気の色を男女別に確認します。男の子は、ブラック系の色が人気色でした。 ●ランドセルで人気の色 ・ブラック系:66% ・ブルー系:19% ・グリーン系:5% 全体の3分の2が、ブラック系を選んでいます。女の子は、ピンク系とパープル系が全体の半数を占めていました。 ・ピンク系:27% ・パープル系:21% ・ブルー系:15% ・ブラウン系:10% 男の子に比べると、女の子は幅広い色を選んでいる傾向となっています。 ●ランドセル選びで最も重視しているポイント 次に、ランドセル選びで最も重視しているポイントは「耐久性」でした。 教科書だけでなく、学校生活でさまざまな荷物を持ち帰るため「耐久性」を重視している世帯が多くなりました。 ただし、いくら耐久性を重視しても、値段とのバランスが取れているかを重視している人もいるでしょう。 実際に、耐久性の次に重視しているポイントは「価格」でした。では、ランドセルの価格の相場はいくらなのか、確認しましょう。