ランドセルの相場はいくら?義務教育でも「お金がかかる」小学校6年間の平均学費【秋にラン活スタートの人も】
ランドセルの費用の相場
ランドセルにかける費用のボリュームゾーンは、全体の25%で「7万円から8万円」でした。 次いで「6万円から7万円」が24%と続いています。 以上から、ランドセルの費用は「6万円から8万円」が相場の費用となりました。ランドセルは、小学校に進学する子どもにかかる最初のお金です。 機能性や色だけでなく、予算とのバランスを考えながらラン活するとよいでしょう。 では、ランドセル以外に小学校に進学すると、どのような費用がかかるのでしょうか。記事の後半では、小学校に進学してからかかる学費について確認します。
小学校6年間の学費はいくら?
文部科学省は、2022年12月21日に「子供の学習費調査」を実施しました。調査結果から、小学生でかかる学費がいくらかかるのか確認します。 公立小学校と私立小学校に通う小学生の学習費を、学年別に調査した結果、下表のとおりになりました。 ●小学生の学習費 ・第1学年:公立37万9539円 私立213万6449円 ・第2学年:公立28万3211円 私立140万2725円 ・第3学年:公立31万5794円 私立151万9595円 ・第4学年:公立32万9198円 私立159万2088円 ・第5学年:公立38万774円 私立168万3972円 ・第6学年:公立42万3506円 私立166万4831円 1年生の学習費は公立の37万9539円に対して、私立では213万6449円と約5.6倍となっています。 学習費の差は、各学年で約4倍から6倍の開きがありました。6年間の学習費の総額は、以下のとおりです。 ・公立:211万2022円 ・私立:999万9660円 では、どのような項目にお金がかかるのか確認しましょう。 ●学習費の項目 学習費は「学校教育費」「補助学習費」「学校外活動費」から構成されています。 ・学校教育費:学校活動でかかる費用 ・補助学習費:学習のサポートにかかる費用 ・学校外活動費:習い事などにかかる費用 学校教育費では、以下の項目がかかります。 ・入学金 ・授業料 ・修学旅行費 ・学校納付金 ・図書・実習材料費 ・課外活動費 ・通学関係費 公立では「図書・学用品・実習材料費」が最も高い一方で、私立では「授業料」が最も高くなっています。以上から、小学校でも公立か私立かで、学費のかかり方は大きく異なりました。