「嫌な予感していた」イチローさん女子高生の前に3球三振 女子選抜投手は「一生の思い出」
◇イチロー選抜 KOBE CHIBEN4―0高校野球女子選抜(21日、東京ドーム) 【画像】女子高校生相手に116球の熱投をみせたイチローさん マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんは「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」のメンバーとして高校野球女子選抜との一戦に「9番・投手」として出場。 試合後のヒーローインタビューには、イチローさんからヒットを放った谷川萌季選手(神戸弘陵)と三振を奪った堂前凌那投手(岡山学芸館)とともに登壇し会話を交わす場面がありました。 7回にイチローさんからヒットを放った谷川選手は「めっちゃうれしかったです。打てると思ってなかったので、めっちゃ打てたのうれしくて」と振り返りコメントをしました。すると、これに対してイチローさんは「打てると思ってないのはダメだと思うよ。打てると思って打席に立ってください」とツッコミを入れます。 谷川選手は「すいません(笑)。打てると思って打席立ってて、打てたのがめっちゃうれしかったです」と訂正をしました。 また7回にイチローさんを見逃し三振に抑えた堂前投手は「すごい楽しみにしてたんで、絶対に打ち取ろうと思ってたんですけど、まさか三振に取れるとは思ってなかったんで、自分の中で一生の思い出になりました」と対戦を振り返りました。 この三振についてイチローさんは「えっとね、嫌な予感はしてました。僕、三振が少ない選手なんですよ、もともと。これはしかも三球三振だからね、誇っていいと思いますよ」と堂前投手を賞賛しました。 さらに「僕の感覚では、みんなは年齢的に知らないと思うけど、(ロジャー・)クレメンスよりも打ちづらかったです」とレッドソックスなどで活躍したメジャー通算354勝の右腕を引き合いに出し、笑いを誘いました。 堂前投手は「イチローさんを打ち取れたっていう自信を持って、やっぱ強い気持ちで真っすぐ勝負で頑張っていきたいと思います」と今後への意気込みを語りました。