「必ずや再生するんだ」船井電機会長 民事再生法の適用を申請 負債約470億円・従業員約550人解雇
関西テレビ
【船井電機 原田義昭会長】「必ずや再生するんだという思いで行為(民事再生法適用の申請)に至った」 「FUNAI」ブランドの液晶テレビなどを販売する船井電機は、海外メーカーとの競争が激しくなったことなどから経営に行き詰まり、負債はおよそ470億円に上っていました。 取締役が船井電機の「準自己破産」を東京地裁に申し立て、10月下旬に破産手続き開始が決定。当日に従業員およそ550人が一斉に解雇されています。 一方で、ことし9月に就任した元環境大臣の原田義昭会長は、破産手続きの取り消しを求めて即時抗告。 さらに2日「(船井)グループ全体で約200億円の純資産が残っている」などとして、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと発表しました。 今後、原田会長たちは、事業再生に向けたスケジュールの調整などを進める方針です。
関西テレビ