わが家はサブスクを7つ契約で月に1万円程度使っています。使いすぎだなと思っているのですが、一般的にはどのくらいの契約数なのでしょうか?
サブスクは便利ですが、契約数が増えすぎると家計に大きな負担をかけることもあるでしょう。では、一般家庭はサブスクにどれくらいの金額を使っているのでしょうか? 本記事では、平均的なサブスク支出額や契約数と比較し、賢く見直すためのポイントを紹介します。
サブスクの平均契約数と支出額はどれくらい?
サブスクリプションサービス(以下、サブスク)は、動画配信や音楽、電子書籍、教育コンテンツ、食品、美容品など多岐にわたり、今や多くの家庭で利用されています。 ナイル株式会社(東京都品川区)が運営するアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」が、2024年2月に実施した「サブスクリプションサービスの利用実態に関するアンケート調査」(調査対象:10~60代の男女605人)によると、1ヶ月あたりのサブスクの支払金額は以下の通りです。 500円未満:16.5% 500円以上1000円未満:27.1% 1000円以上3000円未満:約31.4% 3000円以上5000円未満:約11.6% 5000円以上1万円未満:8.8% 1万円以上3万円未満:3.5% 3万円以上:1.2% この結果から、多くの人は5000円以内におさめていることが分かります。月1万円の支出はこれを大きく上回っているため、契約数や内容を見直すことで節約の余地があるかもしれません。
わが家は使いすぎ?一般家庭と比較してみよう
サブスクリプションサービスは、動画配信や音楽、電子書籍、クラウドサービスなど種類が多く、気づけば契約数が増えてしまうことがあります。上記のアンケート調査では、サブスクの契約数は2.3個です。 例えば、動画配信サービスを1~2つ、音楽サービスを1つ、その他のサービスを1つと組み合わせて利用している人が多いと思われますが、7つも契約している場合、あまり使っていないサービスが含まれている可能性もあります。 契約数が多いほど便利に感じますが、利用頻度が少ないサービスは「無駄な支出」になりがちです。上記の調査で、69.4%人がサブスクの解約を検討した経験があり、その理由の多くは「節約」です。定期的に契約内容を確認し、本当に必要なサービスだけを残すことが、家計の節約につながります。