シーズン終盤は圧巻の存在感 輝きを取り戻したアムラバトは今夏ユナイテッドを離れてしまうのか
FAカップ優勝に貢献
マンチェスター・ユナイテッドに所属するモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトは自身の去就について言及した。『Mirror』が報じている。 [動画]マンUが前半2点のリードを守り切り、リベンジ成功 FAカップ決勝マンC戦ハイライト 昨夏にフィオレンティーナからレンタル移籍でユナイテッドに加入したアムラバト。カタールW杯でベスト4に進出したモロッコ代表の時のようなパフォーマンスが期待されていたが、ユナイテッドでは苦戦。本職ではない左SBを任されることもあり、思うような存在感を発揮できていなかった。 しかし、アムラバトの評価は大きく変わりつつある。シーズン終盤のここ数試合はアンカーとして圧巻の存在感を見せているのだ。FAカップ決勝でも堂々たるパフォーマンスを見せ、ポール・スコールズ氏は「まるで全盛期のガットゥーゾみたいだ」と絶賛した。 同メディアによると、ユナイテッドは2100万ポンド(約41億円)で完全移籍となる買取オプションを持っているとのこと。ユナイテッドはこれを行使しないという方向だと考えられているが、ここ最近のパフォーマンスを見るとこの考えも変わる可能性がある。 そんななか、自身の去就を聞かれたアムラバトは「来年どうするか、もう決まっているか?いや、これから話すよ。残留という選択肢は確かにある。今シーズンは非常に厳しいシーズンだったと思う。マンチェスター・ユナイテッドも私も、もっと良くなる必要がある」と答えている。 最近のパフォーマンスを考慮すると、来シーズンもユナイテッドでのプレイが見たいが、同選手にはクリスタル・パレスやフラムといったクラブが興味を持っている。 本来の輝きを取り戻したアムラバトはこのまま、ユナイテッドを離れてしまうのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部