「軽トラキャン」の床が抜けた? 快適化したはずのマイホームの玄関部を自力で再修復してみた
軽トラキャンピングカー(軽キャン)に住みながら、日本一周を目指す年の差夫婦(たろーさん、まきさん)のYouTubeチャンネル『たびぐらし-Journey Life-』。今回は「【軽トラキャンに住んで4年】2年前にDIYで快適化したのにヤバいことになってました【たびぐらし475】」と題された動画をセレクトして、様子がおかしくなっていた軽キャン「たびきち」の修繕に挑む姿に注目してみました。 【写真】軽トラキャンの床を修復する模様をチェックする(全5枚)
土足OKの玄関だからこそ起きた悲劇
夫婦が訪れたのは、群馬県にある軽キャンやトラキャンのシェル(貨物部分)のオーダーメイド・修理を手掛けるメーカー「Green Wood’s Motors」。様子がおかしくなっていたのは以前カビ退治などをおこなった玄関部分で、パっと見た限り違和感はありません。ところが雨や結露による水分の侵入によって床下が傷み、シェル内へ乗り込む際に床が沈むようになってしまったのです。 クッションフロアをめくってみると、壁側のすき間から水が入り込んだせいでベニヤ板がボロボロの状態になっているのが見えます。全てを確認すべくカッターで問題部分の床材を剥いでいくと、ボロボロになった木材がどんどん露わに……。手で壊すことができるほど腐った木材は、まさにウエハース状態。思った以上に玄関部分の床下は重症でした。
DIYで床下の修繕作業スタート!
ウエハース状になってしまった床下を手直しすべく、まずは腐食した木材を全て取り去ります。さすが数々の軽キャンDIYを手掛けてきたたろーさんだけあって、修繕用の木材カットやビス留めはお手のもの。気持ち良いくらいピッタリの木材の枠組みを作り、ハンマーではめていきます。
見た目もより玄関らしくなり修繕完了
翌日になると湿っていた床下部分もすっかり乾き、新たな床板を取り付けてその上から接着剤を塗っていきます。新しいクッションフロアと補強&カバーのためのアルミアングルを貼り、防水のためのコーキングも施して作業は完了。2日かけて修繕した玄関部分は修繕前と比べて、見た目も玄関らしく強固なものになりました。 しばらく「見て見ぬふりをしていた」という玄関部分が直り、スッキリした様子のたろーさんとまきさん。視聴者からは「なんだかんだトラブルも楽しんでる感じがあって良いね」「やっぱりDIY編は見ごたえあって面白い」といった声が寄せられました。たびぐらし夫婦が繰り広げる旅の様子はもちろん、魅力あふれる軽キャンDIY動画もチェックしてはいかがでしょうか。
野中陽平