武居由樹、2度目の防衛戦の対戦相手決定 アマ時代に五輪2連覇のラミレスに勝利したユッタポン
武居は10月14日にWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座を獲得した、同じ元キックボクサーの那須川天心(26)=帝拳=へ対戦のラブコールを送り続けている。一方で日本選手4人が4団体の世界王座を独占するバンタム級で、統一戦を闘うことにも意欲を見せている。「まずは今回は防衛戦なんで、ここをクリアしないとなんとも言えない」と2度目の防衛戦に集中する。
同興行のメインイベントでは4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、IBF、WBO1位のサム・グッドマン(26)=オーストラリア=と4団体王座防衛戦を闘う。勝てば世界戦通算24勝目で現役単独最多となり、歴代9位に並ぶ。
興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信される。プロ戦績は武居が10戦10勝(8KO)、ユッタポンが15戦15勝(9KO)、尚弥が28戦28勝(25KO)、グッドマンが19戦19勝(8KO)。(尾﨑陽介)