2024年夏に乗りたい関西の観光列車4選!移動中から旅行気分を楽しめる列車を紹介
【関西の観光列車】嵯峨野トロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)
嵯峨野トロッコ列車は、京都嵯峨野から嵐山、保津峡、亀岡を結ぶ観光列車です。車両は窓が吹き抜けになっており、外の風を感じながら目的地まで移動できるのが魅力です。 線路は保津川に沿うように敷かれており、迫力のある渓谷美を間近で眺められます。途中の駅で下車すると、山あいを少し散策することも可能です。 ただし夏の京都はかなり気温が高いため、乗車するときは暑さ対策を忘れないようにしましょう。 ・運行日:毎週水曜日を除き毎日運行 ※2024年8月14日は運行日とする ・料金の目安:大人880円、小児440円 ※乗車区間にかかわらず均一 ・運行区間:嵯峨駅~亀岡駅
【関西の観光列車】めでたいでんしゃ(南海電鉄)
「めでたいでんしゃ」は加太線沿線の魅力を発信するプロジェクトの一環で登場した観光列車。2024年7月13日にデビューしたばかりの新しい車両「かなた」は、2000系車両を改造したものです。 外観は魚のようにラッピングされ、内装は古代生物が生きていた太古の時代をイメージ。つり革が魚の形になっていたり、壁にはナウマンゾウが描かれていたりと、見るだけで楽しめる空間が車内に広がっているのが魅力です。 かなたの他にも、「かしら」「なな」「さち」「かい」という列車も運行しているので、全部に乗車できるよう旅行計画を立ててみるのもおすすめですよ。 ・運行日:毎日 ・料金の目安:370円 ※和歌山市駅~加太駅間の料金 ※乗車区間によって料金は変動します ・運行区間:和歌山市駅~加太駅
夏休みの思い出作りに関西の観光列車をチェック
関西では今回ご紹介したもの以外にも、あちこちで観光列車が運行しています。豪華な内装の車両から外の景色を眺めたり、地元産の食材を使ったグルメを堪能したりと、さまざまな楽しみ方ができます。 2024年の夏は、観光列車で特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。人気の列車は予約がすぐに埋まってしまうので、気になるものがある方は早めにチェックしてみてくださいね。
参考資料
・WILLER株式会社「レストラン列車「丹後くろまつ号」 2024年春夏コース販売開始」(PR TIMES) ・京都丹後鉄道「丹後くろまつ号」 ・近畿日本鉄道「観光特急しまかぜ」 ・近畿日本鉄道「観光特急しまかぜ 車内メニュー」 ・嵯峨野観光鉄道「運行スケジュール」 ・嵯峨野観光鉄道「運賃について」 ・南海電気鉄道株式会社「“はじまりの「めでたいでんしゃ」”がデビュー~加太さかな線 新型観光列車~」(PR TIMES) ・南海電鉄「加太さかな線観光列車「めでたいでんしゃ」特設サイト」 ・南海電鉄「加太さかな線観光列車「めでたいでんしゃ」運行ダイヤ(7月)」
成瀬 亜希子