鈴木千裕「ボクサーのパンチは当たらないがMMAファイターのパンチは当たる」とパッキャオKOに自信【超RIZIN.3】
RIZINが6月10日に都内で会見を開き、「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で対戦するプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)とRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)登壇した。 2人は「RIZINスタンディングバウト特別ルール:3分R (68.0kg)」で戦う。ルールは基本的にはこれまでRIZINで行われたメイウェザーvs那須川天心、メイウェザーvs朝倉未来と同じもの。 鈴木は「やることは一つ。とにかく勝たないとダメ。僕はKNOCK OUTとRIZINを背負っているので。絶対に勝ちます」と勝利を誓う。 パッキャオが「1Rで終わらせる。鈴木にはこの試合でボクシングを学ばせる」などと語ると鈴木は「そう言ってもらわないと。(そう言ってもらって)安心した。絶対にそう言うとは分かっていたんで。ボクサーのパンチはパッキャオには当たらないが僕はボクサーではない。MMAファイターのパンチは当てることはできる。僕はパッキャオ選手にボクシングを学ばせてもらうが、パッキャオ選手にはMMAを学ばせます」と返した。
そして自身も「常に倒すことを考えないとダメ。最初から最後まで気を抜いている時間はない。12Rではなく3Rの試合。1Rから3R全部、1秒たりとも抜くことなく、倒すことに専念する」とKO勝ちを宣言。 また今回の試合については「普通にMMAの一つにすぎない。MMAはボクシングもレスリングもキックボクシングも柔術も全部ができないといけない。別に格闘技人生の一部に過ぎない。ある意味、挑戦。この歴史を築いてきた選手とできるのは光栄なこと。リスペクトがないとできない戦いなので、僕にとっては人生の大きな挑戦だし、越えないといけない試練だと思っている」などと語った。 鈴木はこのパッキャオ戦の前に「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で五味隆典(東林間ラスカルジム)との対戦が決まっている。こちらの試合は「KNOCK OUT特別ルール (※パンチのみ)-73.0kg契約 3分3R・延長1R」で行われる。