U18ヘッドコーチに元阪急の竹本氏 代表候補合宿は来年4月に実施
日本高校野球連盟は6日、U18(18歳以下)高校日本代表のヘッドコーチを務めていた前橋育英の荒井直樹監督(60)が校務の都合で辞任し、兵庫・市尼崎の元監督で日本高野連技術・振興委員の竹本修氏(60)が新たにヘッドコーチに就任すると発表した。同日あった理事会で決まった。 【写真】フィリピン代表には日本人のコーチがいる。野球ができる裾野を広げようと、現地で奮闘する。 竹本氏は熊本・九州学院から中京大を経て、1986年秋にドラフト外で阪急ブレーブス(現オリックス・バファローズ)に投手として入団。プロ4年目に戦力外通告を受けると、球団職員を経て高校教諭になった。 2016年の第98回全国選手権大会では、市尼崎を33年ぶりの甲子園出場に導いた。教え子に北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手らがいる。 また日本高野連は同日、来年9月に沖縄県で開催されるU18ワールドカップへ向けて、来年4月3~5日に代表候補合宿を実施することも発表した。(大坂尚子)
朝日新聞社