星稜、開会式リハーサル 7カ月ぶりの聖地 /石川
<センバツ2019> 星稜の選手たちは22日、開会式リハーサルに臨んだ。7カ月ぶりの聖地での初戦を前に、選手だけでなくチームスタッフも気を引き締めている。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 プラカードを持ってチームの先頭を歩いたのは、浜塚光希マネジャー(3年)。「球場全体が見渡せて……緊張しました」。23日の履正社(大阪)戦は記録員としてベンチ入りする。「この日で甲子園の雰囲気はつかめた。自分にできるのは選手の補佐と、声を出して盛り上げること。心を落ち着かせて試合に臨めると思う」と力を込めた。 チームOBで、トレーナーとして同行する田中良和さん(49)も選手らを見守った。自身は甲子園の土を踏むことはかなわなかった分、「プレーできる選手は幸せですね」。 初戦を控えた選手のケアに余念がない。特に意識するのは、足の動きを軽くすること。「下半身がしっかり動けば、上半身が動くようになる」との考えに基づき、はり、マッサージを交えながら股関節を中心にほぐす。「いつも通り、ベストを尽くせるようにアシストしたい」と笑顔を見せた。【岩壁峻】