ソシエダ久保 勝利呼ぶ先制弾でMVP選出!スペイン1部通算25点目“アジア人新記録”を樹立
◇スペイン1部第12節 Rソシエダード2―0セビリア(2024年11月3日 セビリア) スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が3日、敵地セビリア戦でリーグ戦3試合ぶりにスタメン出場。前半34分、先制点となる今季3点目をマーク。2―0の勝利に貢献し、この試合のMVPに選出された。また、久保が得点を決めた試合は18試合負けなし(17勝1分け)と不敗神話継続となった。 久保は前節オサスナ戦(●0―2)で後半頭から途中出場し、攻撃を活性化。得点には絡めなかったが積極的にシュートを放ち相手ゴールを脅かした。そして今節はリーグ戦3試合ぶりにスタメン起用された。 従来の右サイドでプレーした久保は前半34分、得意のカットインからDFペドロサのマークを振り切って左足一閃。強烈なシュートをネットに突き刺し今季3点目。9月28日のバレンシア戦(○3―0)以来、リーグ戦4試合ぶりのゴールが飛び出し先制に成功した。 試合は1―0で前半を終えると、後半23分にはVAR判定からPKを獲得。この好機をFWオヤルサバルが確実に決め追加点。敵地で勝利を飾り、4勝3分け5敗の勝ち点15。暫定10位に浮上した。 久保はスペイン1部通算25得点となり並んでいたイラン代表MFネクナム(24得点)を抜き、アジア出身選手として最多通算得点の新記録を樹立。後半17分、DFペドロサとの競り合いで左足のすねを痛めるアクシデントにも襲われたが、ピッチの外で治療を受け無事に試合へ復帰。後半35分までプレーし、ベンチに戻るとチームメートやアルグアシル監督とタッチを交わした。