ポール際への打球だったため、球場全体が固唾を飲んでその行方を見守っていたが、大谷は本塁打を確信。ゆうゆうベースを一周し、判定のチェックが行われている間もダグアウトで「ポールまいたよ！」というジェスチャーをしていた。(C)Getty Images

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地９月８日、本拠地でのガーディアンズ戦に１番・ＤＨでスタメン出場。第３打席で46号ソロ本塁打をライトポール際に運んでファンを沸かせた。 【動画】いったいどこまで飛ぶのか……大谷、衝撃の46号弾 　すでに45－45に到達している大谷だが、前日は無安打。この日も第１打席はまずレフトフライに倒れたが、第２打席はやや差し込まれ気味ながら打球をセンター前へ運んだ。だがその直後、ガーディアンズ先発の２年目右腕タナー・バイビーが絶妙な牽制球を投じ、大谷はタッチアウトになってしまう。 　 　４回にドジャースは満塁のチャンスを作って１点を先制し、５回には大谷に第３打席が回ってくる。 　ここで、大谷はバイビーに完璧なリベンジを果たす。２球目の真ん中高めに入ってきたチェンジアップをぶっ叩くと、打球はライトのポール際に高々と舞い上がり、２階席まで届く特大の当たりがスタンドへドスン。飛距離は約137メートルだった。 　ポールを巻いたかどうか審判のチェックが入ったものの、幸い判定は覆らず。46号はエンジェルス時代の2021年に並ぶキャリアハイであり、前人未踏の50－50まで本塁打、盗塁ともにあと４としている。 構成●SLUGGER編集部