圧巻の強さで連覇を成し遂げた青学大。過去11年で驚異のV8に指揮官は学生の“自立”に喜び「私がガミガミ言わなくても…」【箱根駅伝】
101回目を迎えた箱根駅伝は1月3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの復路(109.6キロ)が行なわれ、前日の往路優勝を果たした青山学院大が10時間41分19秒の大会新記録をマークし、総合連覇を達成。2015年の初優勝から11年間で8度目の頂点に立った。 【画像】青学大が2年ぶり7度目の優勝を果たした2024年大会 青学大は往路2位の中央大に1分47秒差をつけて復路をスタートした。6区の野村昭夢(4年)が区間新記録(56分47秒)の快走で勢いをつけると、7区は駒澤大の佐藤圭汰(3年)が区間新の猛追をみせ、1分40秒差まで迫られたが、8区で塩出翔太(3年)が2年連続となる区間賞の走りで突き放すなど、終わってみれば一度も首位を譲ることなく逃げ切り優勝を決めた。 原晋監督が就任後、青学大は15年から18年の4連覇を皮切りに今回の優勝で驚異のV8を成し遂げた。圧巻の好成績に原監督は「嬉しいですね。最近は私がガミガミ言わなくても、学生たちが自らトレーニングや寮生活をしっかり取り組んでくれている。『ありがとう』と言いたい」と学生たちの自立を何より喜び、感謝の言葉を送った。アンカーには1年生の小河原陽琉を抜擢。指揮官の期待に応えるように、堂々とした走りで大手町の歓喜のゴールに飛び込んだルーキーについて、「23キロを本当に快走してくれました。すごいです」と称えた。 胴上げで8度宙を舞った同監督は「妻の美穂はじめ、寮生活はみなが家族のように頑張ってくれている。それが青山学院ファミリーだと思っています。チーム・青山、勝ちました!」とチーム一丸での連覇を強調した。 ◇青山学院大 箱根駅伝の直近成績 ・第91回(15年)=優勝 ・第92回(16年)=優勝 ・第93回(17年)=優勝 ・第94回(18年)=優勝 ・第95回(19年)=2位 ・第96回(20年)=優勝 ・第97回(21年)=4位 ・第98回(22年)=優勝 ・第99回(23年)=3位 ・第100回(24年)=優勝 ・第101回(25年)=優勝 構成●THE DIGEST編集部
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