マリナーズが大谷翔平トレードから撤退…米メディアは22号3ラン&申告敬遠と残り3日が期限のトレード情報にいまだ騒然
「再建のためにトッププロスペクト(若手有望選手)のグループとスター選手(大谷)のトレードをしたくないということも十分に理解できるが、オフのフリーエージェント市場で動く以外に(再建への)選択肢はないこととなる。すでに言及したように、モレノ氏の(過去のFA獲得の)実績は勇気づけられるものではない。だが、そのオーナーを解雇することはできない。エンゼルスファンにとってそこが問題だ」と皮肉をこめて締めくくった。 また先日、ニューヨークポスト紙が「エンゼルスは大谷へのトレード打診に耳を傾けている」という記事を掲載。その中でトレード打診をしている可能性のある球団としてパドレス、レンジャーズ、ドジャース、カージナルス、マリナーズの5球団を挙げたが、CBSスポーツのアナリストのジム・ボーデン氏がツイッターで、マリナーズが大谷のトレードから撤退したことを伝えた。 「(マリナーズの)ジェリー・ディポトGMによると、フアン・ソトと大谷を獲得候補に挙げて調査を行ったが、どちらか一方のために契約を結ぶ可能性があるとは思えなかった」 ナショナルズが提示した15年総額4億4000万ドル(約586億円)の巨額オファーを拒否したフアン・ソト外野手と大谷の去就が注目を集めているが、マリナーズは、この2人の大物のトレード画策から撤退。同氏によるとソトのトレードを打診している球団は3つに絞られているという。 トレード期限まで残り3日。渦中の人である大谷は、7月31日(日本時間8月1日)のレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。1回の第一打席でライトへ三塁打を放った。