【MLB】 オリオールズが2年連続プレーオフ進出を決める ジャッジ56号もヤンキースは地区Vお預け
【オリオールズ5-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間9月25日、オリオールズが2年連続でプレーオフ進出を決めた。オリオールズはアンソニー・サンタンデールの44号ソロを含む3本の本塁打を集めて5得点。8勝目(10敗)を記録した先発のディーン・クレーマー以下、6投手の継投リレーでリードを守り抜き、5対3で勝利した。ヤンキースはアーロン・ジャッジに56号ソロが飛び出したが、オリオールズ投手陣の前に一歩及ばず。地区優勝はお預けとなった。 【動画】ヤンキース・ジャッジの56号 2回、オリオールズは一死2・3塁のチャンスから内野ゴロの間に先制。さらに4回には6番ライアン・オハーンのタイムリーで2点目を追加する。4回、ヤンキースは3番ジャッジが3試合連続となる56号ソロを放って1点差に。すると6回にはジャッジに次いでア・リーグ本塁打ランキング2位のサンタンデールが負けじと44号ソロを放ち、ヤンキースを突き放した。オリオールズはさらにコルトン・カウザー、ラモン・ウリアスもソロ本塁打を放ち、フアン・ソトのタイムリーなどで詰め寄るヤンキースを寄せ付けなかった。 ヤンキースは勝てば地区優勝という状況だったが、今日の敗戦でお預けに。代わりにオリオールズは、ワイルドカード4位のツインズの敗戦もあって、2年連続のプレーオフ進出を決めた。激戦区のア・リーグ東地区から2年連続でプレーオフに達成し得たものの、若きオリオールズにとっては課題の残る1年だったに違いない。遊撃手ガナー・ヘンダーソンが一時MVP候補にも上がる活躍を見せた一方、アドリー・ラッチマンをはじめ成績を落とした主力野手も多かった。最大24あった貯金は7月から3ヶ月連続で負け越したことで17に減った。およそ81日間、9月7日まで首位に立っていたものの、そこからの5カード連続負け越しで連覇の夢は破れた。昨季は1勝もできずに去ったプレーオフの舞台でリベンジできるだろうか。