東京サンゴリアスから20年ぶりに勝利を挙げたブラックラムズ東京、開幕2連勝の埼玉ワイルドナイツを迎え撃つ
BKは元オールブラックスで、前節POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)を獲得したSH(スクラムハーフ)TJ・ペレナラと、SO(スタンドオフ)中楠一期のハーフ団は変わらない。
CTB(センター)も池田悠希と礒田凌平の2人が引き続き先発。WTB(ウイング)はロトアヘア アマナキ大洋がメンバー外となり、ネタニ・ヴァカヤリアとシオペ・タヴォが先発を務める。FB(フルバック)はバイスキャプテンのアイザック・ルーカスが続けて先発する。
リサーブにはHO佐藤康、新人PRサミュエラ・ワカヴァカ(朝日大学出身)、大山祥平、出れば今季初出場となるLOファカタヴァ タラウ侍、NO8木原音弥、SH高橋敏也、出場すればリーグワンデビューとなるCTBのPJ・ラトゥ(大東文化大学出身)、そしてSO/FB伊藤耕太郎(明治大学出身)が入った。
ブラックラムズは前節の勢いのまま、SHペレナラ、FBルーカスを中心としたアタック、そして激しい接点で先手を取って、今季、最初となるホストスタジアムの駒沢で連勝なるか。
一方、連勝スタートとなったワイルドナイツ。ロビー・ディーンズ監督は「タフな試合を勝ち切れて光栄。選手たちは困難に直面したとき、勝利への執念を見せてくれた。今季はよりタフなシーズンになる。『下位チーム』と呼ばれるチームがないのではないか」と話した。そのスピアーズ戦からFW1名、BK2名を入れ替えた。
フロントローはキャプテンのHO坂手淳史、PR稲垣啓太は3試合連続での先発となったが、平野翔平がメンバー外となり、3番には藤井大喜が先発に復帰。LOは前節リーグワンデビューを果たしたオッキー・バーナードと、エセイ・ハアンガナの2人が入った。
バックローには日本代表FLベン・ガンターと、ラクラン・ボーシェーのジャッカルの強い2人、NO8は2023年ワールドカップ日本代表のジャック・コーネルセンが引き続き先発を務める。
BKを見ると、SHは日本代表の小山大輝がメンバーから外れて、新人の萩原周(明治大学出身)がリーグワンデビューとなり、前節のPOMのSO山沢京平は3試合連続で10番を背負う。CTBは南アフリカ代表のダミアン・デアレンデと、日本代表のディラン・ライリーのコンビ。WTBに長田智希と竹山晃暉のコンビは変わらないが、FBは山沢拓也がメンバー外となり、野口竜司は今シーズン初先発となった。