現代美術界のトップランナー、加藤 泉「究極的にはたぶん自然みたいなものを作りたい」
加藤泉(かとう・いずみ) 1969年島根県生まれ。美術大学を卒業後、’98年頃から本格的にアーティストとして始動。世界各地に展開する現代美術のトップギャラリー「ペロタン」で10回以上個展を開き、今春オープンした「ペロタン・ロサンゼルス」では柿落としの展覧会を行なった。作品は東京国立近代美術館、東京都現代美術館、金沢21世紀美術館、ピゴッツィ・コレクション(ジュネーブ)、龍美術館(上海)、レッドブリック美術館(北京)などに収蔵。 『黙:Speaking in Silence -ボスコ・ソディ&加藤泉』 展覧会メキシコと日本、ふたりのビッグアーティストが自主企画する展覧会。二国は地球の反対側に位置しながら、自然観やプリミティブな信仰などに共通点も多く見られる。京都最古の禅寺、建仁寺の塔頭寺院である両足院を会場にふたりの作品が展示される。会期中は茶会などのイベントも予定。11月2 日~17日。 BY AKIKO ICHIKAWA