ガーディアンズ、夏は売り手だったタイガースの快進撃を止められるか。ア・リーグ ディビジョンシリーズ
そんなタイガースのアップセットを阻止したいガーディアンズが誇るのは、ア・リーグのセーブ王に輝いた防御率0.61の守護神エマニュエル・クラセを始め、いずれも防御率1点台のティム・ヘリン、ケイド・スミス、ハンター・ギャディスらで形成する今季MLB最強ブルペンである。
タイガースとしてはリードされた状況で、相手のブルペンへバトンが渡ると、勝利の可能性が著しく低下するため、このシリーズは相手の先発投手に対し、如何にリードを築けるかが生命線となるだろう。スクーバルの先発試合を含め、果たして5試合中3試合でそれができるのか。
ガーディアンズの先発ローテーションは決して強固ではないだけに(今季規定投球回に達した先発投手はタナー・バイビーのみ)、これはかなり興味深い観戦ポイントとなるだろう。
J SPORTS 編集部