「皆さんの力を貸してください」鹿島アントラーズ、鬼木達監督の就任を正式発表! 指揮官として古巣復帰
J1リーグの鹿島アントラーズは12日、今季限りで川崎フロンターレの監督を退任した鬼木達監督の就任を発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。2017年から川崎Fを指揮し、これまでいくつもの栄光をもたらしてきた鬼木監督は鹿島でどのような手腕を見せてくれるのだろうか。 【一覧】移籍情報2025 Jリーグ全60クラブ 新加入・昇格・退団・期限付き移籍・現役引退 市立船橋高校出身の鬼木監督は、1993年に鹿島へ入団。1998年に川崎Fに期限付き移籍し、2000年に完全移籍となってから現役を引退するまで川崎Fでプレーしていた。そして今回は、プロキャリアをスタートさせた古巣に今度は指揮官として復帰となった。 川崎Fでは、就任1年目でJ1優勝に導き、クラブに初タイトルをもたらす。2018年にはJ1連覇を達成し、翌年は初のルヴァンカップ制覇となった。国内3大タイトルを4年連続で獲得した初の日本人監督である。そんな鬼木監督は2024シーズン限りで、8年間務めた川崎Fの監督を退任していた。 鬼木監督は鹿島のクラブ公式サイトを通して「1993年、Jリーグ元年にプロサッカー選手として自分のキャリアをスタートさせていただいた鹿島アントラーズで、監督としてまたファン・サポーターの皆さんと一緒に戦えることを大変うれしく思います。選手がサッカーを楽しみ、観ている人にも楽しんでもらう。その先に必ず勝利があると信じて、戦っていきたいと思います。タイトル獲得のためには、クラブに関わるすべての人の力が必要です。自分はアントラーズの一員として全力で戦います。ぜひ、皆さんの力を貸してください。必ずタイトル獲りましょう」などとコメントしている。
フットボールチャンネル編集部