「アンチェロッティ解任は僕のせいにされたけど…」元ナポリ主将が真相を明かす
元イタリア代表FWのロレンツォ・インシーニェが、セリエA公式メディア『Radio Serie A』のインタビューに応じ、ナポリ時代の逸話を明かした。 アンチェロッティは何位?21世紀最高の監督ベスト25 ナポリの街で生まれ、下部組織で育ったインシーニェ。ペスカーラなどへのレンタル移籍を経て2012年夏から本格的にトップチームでプレーすると、トロントへ移籍する2022年夏まで公式戦434試合に出場するなどチームの主力として活躍した。 そんなインシーニェは、2018年夏から翌年12月まで現レアル・マドリー指揮官の指導を受けていた。しかしアンチェロッティ監督が解任された際、イタリアメディアではインシーニェを始めとする選手たちが指揮官に従わなかったことが原因と報じられている。元ナポリ主将は、当時を振り返って弁解した。 「アンチェロッティがチームを去った時、解任は僕のせいにされていた。だが(アウレリオ)デ・ラウレンティス会長のことを知る限り、プレッシャーをかけたのが僕であるはずがないよ。監督は午前7時から仕事をしていたし、僕自身も彼と非常にやりやすかった。今でも連絡を取っているくらいだよ」 「でも当時は、何かが機能しなかったんだ。そしてその代償を払うのは、いつも監督なんだ。僕も当時のチームメートも、彼をナポリから追い出してなんかいない。時にはうまくいかないシーズンがあるものだよ。それにキャリアが彼の実力を物語っている。現在も、レアル・マドリーで素晴らしい仕事をしているね」