ソト、総額7億ドル「大谷翔平超え」確実の情勢か…「7億5000万ドル」の可能性も、風運急告げる契約…10日からウインター・ミーティング開幕
大リーグ、30球団の幹部、選手の代理人が一堂に集まるウインター・ミーティングが9日(日本時間10日)からテキサス州ダラスで始まる。開幕を前に、今オフFA市場の目玉フアン・ソト外野手(26)の契約が、風雲急を告げている。 米大手全国紙「USA TODAY」のボブ・ナイチンゲール記者は同日、同紙の記事の中で交渉を知る人物の話として、「7億ドルという記録を確実に上回る。おそらく7億5000万ドルに達する可能性もある巨額契約を結ぶ間際だ」と報じた。昨年、ドジャースの大谷翔平が記録した北米プロスポーツ史上最高の7億ドル(約1049億円)を更新する契約となる見通しのようだ。 「ニューヨーク・ポスト」紙のジョン・ヘイマン記者は記事の中で「ヤンキースとメッツの2チームが最近、7億1000万ドルから7億3000万ドルに上乗せした契約額を提示した。あと1、2日で契約合意に至る可能性がある」と報じた。 ソトの契約を巡っては、古巣のヤンキースとメッツに加え、レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースが争奪戦に参戦しているとみられる。26歳のソトはメジャー7年目の今季、打率2割8分8厘、41本塁打、109打点をマーク。メジャー屈指の左打者となったソトは今季も含めてワールドシリーズ2度出場。その経験と若さから、巨額契約が見込まれている。
中日スポーツ