全身ダークトーンの“重さ”回避には「裾からチラッと白見せ」が正解!街の模範解答を3人のスナップで
ズバリ、重ね着やヘヴィアウターのせいでどうしても重たくなりがちな冬の装いに、チラ見せした白いインナーが軽快さをもたらす。タイトルそのまんま。ちょっと仰々しく言えば、読んで字の如く。ね? 装いも伝え方も、ときには軽いほうがちょっと気持ちいいでしょ? 【写真6点】「裾のチラ見せテク」の詳細を写真でチェック
① ヌケをもたらす白いインナーの絶妙な余白
タクミさん(43歳) スタジャン風味のトップスと、タック入りのテーパードパンツ。ダークトーンをシンプルにさらっとまとめた、いい意味で涼感漂う冬の装いだ。 そこにヌケをもたらすのが、白いインナーの絶妙な余白。そしてさらにユニークなのが、首元から白ではなく茶が覗くこと。調子のいいバイカラーの挿し色が、実にスタイリッシュ。
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② ラフに、あえて狙っていない雰囲気がセンスフル
成田拓郎さん(25歳) 黒いアウターのなかでもとりわけ重たく見えそうなレザーコートを、軽やかに若々しく。インナーの白Tはもちろんのこと、スウェットのロゴやアクセの使い方も気が利いている。 白見せの方法論としては、ご覧のように多少ラフな感じでOK。あえて狙っていない雰囲気が、よりセンスフルに映る。
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③ クラシックな大人カジュアルをモダンにフレッシュな風を
中村怜士さん(24歳) グレーや茶などのダークトーンとゆったりしたシルエットを用い、クラシックな大人カジュアルをモダンに。で、白インナーのチラ見せがさらにフレッシュな風を送り込む。 白インナーだけでなく、裏地のチェック柄もいいアクセントに。装いに個性を生む、ダブルのチラ見せ。覚えておきたい。
◇ いい大人なら重みも大事。でも、軽さだって必要。要はバランス、使い分け。冬のファッションをもっと楽しくする、白いインナーの効能。頭と装いの片隅に入れておこう。
OCEANS編集部