カブス・鈴木誠也、4試合連続マルチ安打で3連勝に貢献 三塁打&二塁打放ちOPSリーグ7位浮上
○ カブス 6-3 カージナルス ● <現地時間8月2日 リグリー・フィールド> シカゴ・カブスが前カードから同地区相手に3連勝。鈴木誠也外野手(29)は「3番・右翼手」でフル出場し、2本の長打を放った。 鈴木は初回の第1打席、カージナルス新加入の右腕フェディと対戦。外角低めのスイーパーを左翼線へ運び、長打コースの打球を放つと、躊躇なく二塁を回って三塁へ到達。積極的な走塁でチャンスを作ったが、得点には繋がらなかった。 2点差に迫られ迎えた8回裏の第4打席は、4番手右腕リーヒの甘く入ったスライダーを捉え、左中間へ打球速度106.9マイル(約172.0キロ)の二塁打。一死の後、二塁走者の鈴木は牽制に誘い出され、二三塁間に挟まれるも、投手の二塁牽制が悪送球。ボールが外野を転々とする間に本塁へ生還し、貴重なダメ押し点を演出した。 カブスは2回裏、ピート・クロー・アームストロングの適時打で先制すると、さらにクリスティアン・ベタンコートの3号3ラン、マイケル・ブッシュの14号ソロも飛び出し一挙5得点。このリードを5投手で守り抜き、同地区2位カージナルスとの本拠地4連戦を2連勝で折り返した。 この試合の鈴木は4打数2安打、1三振という内容。4試合連続マルチ安打を記録し、今季成績は打率.275、OPS.847に上昇。ナショナル・リーグOPS部門の7位に入っている。
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