完璧主義者5つのタイプ:あなたの特性はどれ?
完璧主義者はいます。すべてが完璧でなければならず、そうなるまで本人の気が済むことはありません。もしかすると、あなたもそうかもしれませんね。 Googleの元社内セラピストで、『 The Perfectionist’s Guide to Losing Control: A Path to Peace and Power 』の著者である心理療法士のKatherine Morgan Schafler氏は、こう言っています。 私たちは完璧主義者について、どんな時でもすべてが完璧でなければ気が済まない人たちのことだと誤解しがちです。それでは、あまりにも話を単純化しすぎです。完璧主義者は、自分が価値を置かない領域については、自分が人並みであっても気にしません。ですが、自分が重んじる領域になると、俄然、理想を追求します。 Schafler氏によれば、少しぐらいなら、誰にでも完璧主義者の傾向はあるそうです。 少しぐらいなら、誰にでも活動家やアーティスト、ロマンチストの傾向はありますよね。それと同じです。完璧主義は生まれつきの衝動です。自分は完璧主義者だと考える人たちは、大抵は、こうした衝動を感じています Schafler氏によれば、人が完璧主義者になる領域には、次の5つがあるそうです。
オーソドックス型の完璧主義者
私たちが完璧主義者の典型を考えるとき、真っ先に思い浮かぶのがこのタイプです。 このタイプの人たちは、とてもきちんとしていて信頼できます。 Schafler氏はこう言っています。 自分がやるといったことを、自分がやると言ったやり方で、自分がやると言ったタイミングで、実行します。それがどんな状況でも、そこに構造を、自然に、ほとんど難なく組み込んでいきます。 これらは良い特質なのですが、その一方で、マイナス面も潜んでいます。たとえば、彼らは常に助け合いの精神で動くわけではありません。 仕事であれ、プライベートであれ、(やりとりが)事務的に感じられることが時折あります また、オーソドックス型の完璧主義者は、フラストレーションに襲われることもあります。計画を立て、それを実行することを楽しんでいても、だからといって、そこに労力が伴わないわけではないと、Schafler氏は言います。 オーソドックス型の完璧主義者は、それを当然のことと受け取られて、その努力を評価してもらっていないような気になりがちです。人というのは、努力が認められればうれしいものなのです。