RB幹部が語る課題とは?「ポイント期待」の角田裕毅は痛恨のスタート失速、リカルドは苦戦の末ファステストラップ獲得!
F1シンガポールGPの決勝レースを終えて、ギヨーム・デゾトー(RB F1車両パフォーマンス責任者)が次のように語った。 ●【2024F1第18戦シンガポールGP】全セッションの結果・タイムスケジュール ■ギヨーム・デゾトー(RB F1車両パフォーマンス責任者) 「ユウキ(角田裕毅)は8番手からのスタートだったので、ポイント圏内でのフィニッシュを期待していました。しかし、スタートでポジションを落とし、1周目終了時点で11番手となってしまったのは大きな痛手でした。我々はミディアムタイヤで引っ張る攻めの戦略を採りましたが、前のクルマに食らいつくためのペースが少し足りませんでした。ソフトタイヤに替えてからはよく管理でき、コラピント(ウィリアムズ)との差を縮めましたが、レース終盤でプレッシャーをかけるには距離が足りませんでした。 ダニエル(リカルド)については、序盤のトラフィック対策としてレース序盤に早く追い越したかった。ミディアムタイヤでの最初のスティントは競争力があり、よくマネジメントできましたが、ガスリー(アルピーヌ)とのバトルで多くを失いました。我々は直接のライバルと比較して、わずかにペースが不足しているため、次のトリプルヘッダー(3連戦)に向けて何ができたかを分析し、可能な限り最善の準備をしていきたいと思います。」